小さい良子ちゃん

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10年以上前になるだろうか、
コーチングを学んだことがあった。
 
参加していた20人位で、
「自分に出会う」という瞑想をしたことがあった。
瞑想の中で、私は、
古民家へ行って、私と思われる女神に出会った。
「私が女神であるわけない。」と思う私に、
その女神は、
「女性はみんな誰でも女神です。」と言ったので、
大変納得した。
この言葉、世界中の女性の皆さんにシェアしたい言葉です。
 
さて、そして、その後、
私は、何人ものインナーチャイルド
(私の言葉で、私は「小さい良子ちゃん」と呼んでいた)
を私の内側に見つけ続けていた。
成長する過程で、
私が切り離してきた私の分身が小さい良子ちゃんたち。
見つける都度、
私はイメージの中で、
小さい良子ちゃんたちを、この古民家に連れて行くのだ。
小さい良子ちゃんにとって、この古民家は安心安全な場所。
 
この日もその小さい良子ちゃんの一人が私の前に
トコトコ出てきた。
そのお話を以下に。

 
゜+.――゜+.――゜

 
2013年7月

 
小さい良子ちゃんがトコトコ出て来た。

小さい良子ちゃん:あのね、良子ちゃん出て来たの。
出て行ってもいいかなって思ったから。

私:うん、出て来てくれて嬉しいよ。
小さい良子ちゃんたちには、
いつだって会いたいって思っていたよ。

小さい良子ちゃん:うん、知っていたよ。でもネ、今じゃないって思っていたんだよ。
ちゃんとその時が来るって知っていたんだ。
だから、ちょっと我慢していた。

私:おいで、おいで、だっこしよう!

小さい良子ちゃん:うん、ママ(私のこと)がね、大きい良子ちゃん(私のこと)がね、
好和ちゃん(私の夫のこと)を、いい子いい子するでしょ?
いい子だね、かわいいねって。
で、好和ちゃんがかわいい声で「うん」って言うでしょ?
それがね、うらやましかったよ。
その時、うらやましかった。

私:それじゃあ、今からしよう。
小さい良子ちゃんおりこうだね。
かわいいね、いいこだねって頭なでて、だっこしよう。

小さい良子ちゃん:うん、うん。ちょっと悲しかった。

私:そうか、悲しかったんだね。

小さい良子ちゃん:うん、後回しされてたから。
でも知っていたよ。
ほんとは、小さい良子ちゃんのこと大事に思っているって、分かっていたよ。
だから我慢したんだ、できたんだ。

私:良子ちゃんは頑張り屋だね。♡」

小さい良子ちゃん:うん、がんばった。
神様に約束したんだよ。
大きい良子ちゃん(私のこと)のこと助けるって。
絶対くじけないで。
あきらめないで、大きい良子ちゃんを信じ続けるって。
そうすれば、その大きい良子ちゃんを思う気持ちが
必ずいつまでも大きい良子ちゃんがおばあさんになっても、
絶対大きい良子ちゃんのちからになり続けるって。
そう神様が言ったから、生まれるまえに言ったから、
約束を守ったんだよ。
そのことが大きい良子ちゃんに分かる時のために辛抱しなさいって。
小さい良子ちゃん、守ったんだよ、約束を。
今もう出て行っていいって分かったんだ。
大きい良子ちゃんが修行してまっとうになろうとしていたの、
いつだって見ていたよ。
たまにお星様を投げたよ。
私を小さい良子ちゃんを忘れないでねって。
大きい良子ちゃんはいつだって気づいてくれて、道を離れないでいてくれた。
嬉しかったよ。がんばろうと思った。
大きい良子ちゃんが苦しかった時は、
小さい良子ちゃんも苦しかった。
段々に楽になったのは、大きい良子ちゃんが頑張ってくれたからだよ。
だから小さい良子ちゃんも頑張れたよ。
この頃は、大きい良子ちゃんが頑張っているのを見るのが楽しくなっていたよ。
大きい良子ちゃん、頑張ってくれてありがとうね。
小さい良子ちゃんを頑張らせてくれてありがとう。
大きい良子ちゃんは小さい良子ちゃんを沢山見つけてくれたでしょう?
それが嬉しかった。
いなくなっちゃうのは寂しかったけれど、
いつか、私を見つけてくれるって知っていたから頑張れたよ。
で、今、呼ばれる前に出て行っていいって分かった。
大きい良子ちゃん、愛しています。
小さい良子ちゃんとひとつになってください。
 
[いつもいつも支えてくれていた小さい良子ちゃんとひとつになる。静かな歓び。]

  

 

今日の写真は、雛草(ひなそう)
私が置き去りにしてきた、
沢山の小さい良子ちゃんのイメージ。
その一人一人が愛おしい。
花言葉は、「寛大な愛」「会える幸せ」
 
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「天空の扉」

 

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