アンズのつぶやき 172 【「君の名は」その2 】

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【「君の名は」その2 】
 
映像とは驚くべき力を持つものだと、
改めて思わずにいられなかった
映画「君の名は」。
 
のっけから、
「糸守町」という地名に
強く惹きつけられた私だった。
 
なぜなら、
糸守の「糸」という言葉は、
私にとって、特別に親和感のある言葉だから。
私が一昨年仕込んだ「寺子屋糸」という
3回連続セミナーがある。
それは知らず知らずの内に、
内側から自分が何者かを思い出す仕掛けを
盛り込んだオリジネルセミナー。
 
そして今、これから
私が大きく形にしようとしている
「プロジェクト糸」。
これは「寺子屋糸」を包括したプロジェクトだ。
 
なぜ、「糸」なのか、
「糸」とは、
そのプロジェクトが
神の意図を地上で具現化しよう
とする試みであることを示している。
糸と意図が同じ音なのは
偶然ではない。
 
では、糸守の「守」は。
 
2年余り前に、
私が初めて東京を離れて、
御霊鎮めに出向いたのが
諏訪大社。
その時、
ご祭神である建御名方神と八坂刀売神の
御霊をお預かりした。
 
諏訪には、守矢という苗字の
大祝の地位にある家系がある。
http://yatsu-genjin.jp/suwataisya/sanpo/hourivsjin.htm
 
そして、今月初め、
270名の参加者を数えた直伝霊気世界大会会場で、
諏訪の守矢が本家ですという守矢という苗字の女性と
絶妙な不思議なタイミングで言葉を交わした。
若いうちに諏訪を離れて、現在は遠く海外に在住とのこと。
守矢家のことを知りたい思いが彼女から溢れてくるが
諏訪に行っても、もう一つ期待した情報が得られなかったとのこと。
彼女の建御名方神に向ける深い思い、
そして彼女自身の人生に向ける熱い思いが成就するかどうか知りたい。
ミコトに聞いてくれと懇願され、
「必ず答えてくれるとは限らないのですよ。
ミコトは未来について予言することが
その人のためにならないと判断した時には、
『私にも答えない自由意志がある』と仰いますから。」
とお伝えした上でのコンタクトを試み、
幸いにも返ってきたミコトの言葉を伝えた。
 
こうして、私と縁のある方々は
私を見つけ出して、私と縁を持ち、
更にはミコトと縁を持つという
チャンスを得る。
 
言い換えれば、
ミコトはこのように、
私と縁を持つべき方々と私を
出会わせる。
そう、精妙なる業により、
偶然を装って、
神の意図が一本の糸で結ばれる。
これが映画の登場人物一葉が言っていた「ムスビ」。
 
組紐。
「縒り集まってかたちを作り、捻れて、絡まって、
時には戻って、途切れて、また繋がり…」
美しい言葉だ。
「糸を繋げることもむすび」
「人を繋げることもむすび」
「時間が流れることもむすび。全部神様の力や」
これもその通り、神の精妙なる業によるもの。
 
組紐の妙、美しさは、
私たちの人生の美しさそのものでもある。
「縒り集まってかたちを作り、捻れて、絡まって、
時には戻って、途切れて、また繋がり…」
瞬時瞬時、コツコツと、丁寧に作り上げた、
組紐のような人生を送りたいものだ。
 
神は、
私たちが地上で精一杯生きているのを、
ただ指をくわえて見ているのではない。
神の愛は真っ直ぐ天に届かんばかりに、
どこまでも高く聳え立つ、
諏訪大社の御柱の如く。
 
糸守湖は諏訪湖がモチーフになっていると
考えられているようだ。
私もそう考えている。

 

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